潰瘍性大腸炎治療薬「ヒュミラ」を承認

Sept 28, 2012 — FDAは、アボット社の「ヒュミラ」を中等度から重度の潰瘍性大腸炎の治療薬として承認しました。

ヒュミラは、潰瘍性大腸炎とクローン病の両方の炎症性腸疾患(IBD)に対して承認されました。

すでにクローン病、関節リウマチ、乾癬、尋常性乾癬、若年性特発性関節炎、強直性脊椎炎の治療薬として承認されています。

潰瘍性大腸炎については、免疫反応を抑制する他の薬剤が効かなかった場合に承認されます。

「潰瘍性大腸炎の患者はそれぞれ異なる病気を経験しており、治療は各個人のニーズを満たすように調整されなければならない」と、FDAの消化器科部門のディレクター、Donna Griebel, MDは述べています。 「本日の承認は、従来の治療で十分な効果が得られなかった患者さんにとって、重要な新しい治療選択肢となります」と述べています。 8週間のヒュミラ投与により、16.5%から18.5%の患者さんで臨床的寛解(比較的軽度の疾患と定義)が認められ、プラセボ投与群では9.2%から9.3%の患者さんで臨床的寛解が認められました。

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