電流のシンクとソーシング

作成日時。 2013年2月6日

電子機器、デジタル システム、マイコンに関連して、電流のソーシングとシンクがよく話題になりますが、電流ソーシングとは何か、電流シンクとは何かについて説明します。

電流のソーシングとシンクとは、回路、システム、マイクロコントローラー、その他の電子機器に外部負荷を接続する方法を指します。

回路図

以下の回路図は、電流ソーシングと電流シンクの相違を表しています。

Current Sourcing (left) and Current Sinking (right)

回路図の負荷は、1k抵抗として示されていますが、LEDとシリーズ抵抗、リレーのコイル、電球など、電流を引き込む任意の負荷にできます。

回路図のデバイスは、マイクロコントローラ、FPGA、CPLD、論理回路など、任意の電子回路やデバイスにすることができます。

Current Sourcing

負荷がデバイスに接続され、デバイスが負荷に電流を供給する(電流源)場合、その構成は電流源と言われます。

例として、マイクロコントローラ ピンと GND 間に直列抵抗と LED を接続します。 マイクロコントローラ・ピンがHigh(ロジック1)に切り替わると、マイクロコントローラは負荷に電流を供給するようになります。 この構成では、ロジック1が負荷に電力を供給し(LEDをオンにする)、ロジック0が負荷への電力をオフにします(LEDをオフにする)

Current Sinking

電源から負荷を通してデバイスに電流が流れるように負荷をデバイスに接続すると、その構成を電流シンクと呼びます。 電流がデバイスに流れる場合、それは電流をシンクしていると言われます。

電流シンクの例としては、電源(たとえば+5V)とマイクロコントローラ・ピンの間に直列抵抗とLEDが接続されている場合です。 マイクロコントローラ・ピンがハイ(ロジック1)に切り替わると、負荷への電流はオフになります。 マイコンがピンをロー(ロジック0)に切り替えると、負荷に電流が流れます

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