La Silla にある ESO 1m Schmidt 望遠鏡は、1971 年に写真版を使って、満月の 64 倍に相当する 4 度にわたる南の空の広視野画像を撮ったことからその役目を終え、現在に至っています。 1998年12月、当初の撮影用カメラは役目を終えたが、この望遠鏡はプロジェクト用望遠鏡として新たな命を吹き込まれた。 2009年、イェール大学天文・天体物理学センターのグループは、新しい大型カメラを設置し、南半球で冥王星サイズの新しい矮小惑星や超新星を探す「LaSilla-QUEST Variability Survey」を実施した。 このカメラは、112個のCCDからなるモザイクで、望遠鏡の全視野をカバーする総画素数1億6000万画素のカメラです。 全天の約3分の1(約15000平方度)をほぼ4日おきに繰り返し観測する予定です。 システムは完全に稼働しており、エール大学から遠隔操作されています。 このプロジェクトは、エリスやセドナなどの矮小惑星群の発見につながった、同グループのパロマーでの北半球の探査に続くものです。
サイエンスゴール
銀河系のマゼラン雲、星団、恒星会合
ESO1mシュミット望遠鏡によるサイエンスハイライト
-ハレー彗星に尾が発生 (eso8501).
– 失われた惑星を再び発見 (eso8611)。
– 死にかけた星から泡を観測 (eso8703).
– LMCの超新星1987Aで異常な振る舞いを観測 (eso8706).
– 太陽型星の激しい誕生を目撃 (eso8906).
– オーティン彗星が長い尾を伸ばしていることを観測 (eso9004).
– シュミット望遠鏡が新しい小惑星を発見 (eso9011).
– 南天に奇妙な新星が見つかる (eso9101).
– ENACSによる南の銀河の調査では宇宙が開けていることがわかる (eso9607).
-ガンマ線バーストを伴う奇妙な超新星 (eso9847).
– 矮星 (エーソン) (eso9847)