Fibromyalgia and headache: an epidemiological study supporting migraine as part of fibromyalgia syndrome

Fibromyalgia is defined by widespread body pain, tender point areas of palpation, and constitutional symptoms. 文献によると、線維筋痛症患者の約半数に頭痛があると報告されている。 今回の疫学研究は,線維筋痛症患者における頭痛の有病率と特徴を明らかにすることを目的としている。 治療を希望する線維筋痛症患者を対象に、線維筋痛症、慢性頭痛、QOL、心理的苦痛に関する尺度を用いて評価した。 多変量分散分析(MANOVA)およびt検定は、適宜、有意差の同定に使用された。 合計100名の線維筋痛症患者がスクリーニングされた(頭痛を伴わない線維筋痛症24名、頭痛を伴う線維筋痛症76名)。 国際頭痛学会の診断には、片頭痛単独(前兆あり15、前兆なし17)、緊張型単独(n=18)、片頭痛と緊張型の併用(n=16)、外傷後(n=4)、鎮痛剤の使いすぎによる頭痛(n=6)などがあった。 線維筋痛症の圧痛点スコアとカウント、および痛みの重症度、睡眠障害、心理的苦痛のほとんどの指標は、頭痛のある線維筋痛症患者とない線維筋痛症患者で有意差はなかった。 予想通り、頭痛のある線維筋痛症患者は、頭痛インパクトテスト(HIT-6)でより高いスコアを示した(62.1 +/- 0.9 vs 48.3 +/- 1.6, p < 0.001 )。 HIT-6スコアは、線維筋痛症+頭痛患者の80%で>60であり、頭痛による影響が大きいことを表し、4%で56-58であり、かなりの影響があることを表していた。 以上より、治療を希望する線維筋痛症患者の76%が慢性頭痛を有し、84%が頭痛によるかなりの影響または深刻な影響を報告していた。 片頭痛は、線維筋痛症+頭痛患者の63%で診断され、鎮痛剤の使いすぎによる頭痛は8%に過ぎなかった。 疼痛、疼痛関連障害、睡眠の質、心理的苦痛に関する一般的な指標は、頭痛のある線維筋痛症患者とない線維筋痛症患者で同様であった。 したがって、頭痛のある線維筋痛症患者は、頭痛のない線維筋痛症患者と比較して、有意に異なるサブグループを表していないようである。 しかし、線維筋痛症患者における慢性頭痛の高い有病率と重大な影響は、線維筋痛症患者のルーチン評価の一部として頭痛の評価を含めることを保証するものである。

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