研究者は今年、クジラの数が増えることを期待しています
2020年12月30日
11月は、ザトウクジラが繁殖、出産、子育てのためにハワイに帰ってくる時期です。
しかし今年は、太平洋鯨類財団によると、例年より早く、10月8日にマウイ島沖で北太平洋ザトウクジラの最初の目撃情報が報告されました。
また、今シーズン(現在から2021年3月まで)カウントされるクジラの総数が増加傾向にあることに期待を寄せています。 2016年には、餌不足のためか、数が50%近くも減少しました。
COVID-19の大流行もクジラ数に影響し、クジラツアーの運行が減り、島を訪れる人が減るかもしれない。
「(2019-20年に)クジラの生息数と鳴き声の活動は約5年間で最高だったと言え、Hawaiʻiのクジラ数が増加していることを示しています」と、ザトウクジラ聖域の研究コーディネーター、マーク・ラマーズ氏は先月、聖域のウェブサイトで発表したウェブセミナーで述べています。
マウイ島のクジラツアーは、フル稼働ではないものの、催行されています。 例えば、PacWhale Eco-Adventures は、乗客の定員を 50%に減らし、社会的距離を適切に保つためにボートの座席を割り当てています。 また、チェックイン時の体温チェックや常時マスク着用(飲食やシュノーケリングを除く)を義務付け、時差乗船を導入しています。
コホラについてあまりご存知ありませんか?
- ザトウクジラの推定寿命は40~50年。
- ザトウクジラの北太平洋系群は、ハワイ、メキシコ西部、日本の南島で冬を過ごします。 春と夏には、アラスカなどの北の冷たい海域で餌をとるために、最大3,000マイル移動します。
- ザトウクジラは、オキアミや小さな群れ魚などを餌にしています。
- ザトウクジラのオスは、時期や場所、目的によって異なる鳴き声を出すことで知られています。
- 母鯨と子鯨は仲良く泳ぎ、しばしば愛情表現のためにヒレで触れ合います。
また、ハワイにおける鯨の文化的意義については、こちらでご紹介しています。 マウイ島ニュース アドベンチャー、アート+カルチャー、環境、ファミリー